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2025-10-02 15:30:00

「もう頑張らなくていいんだ」と心から思えるようになるまで

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「もう頑張らなくていいんだ」と心から思えるようになるまで

「頑張らないといけない」その強迫観念は、どこから来るのか?

その答えは、多くの場合、あなたの潜在意識の奥深くにあります。

特に、私たちがまだ小さく、無力だった頃。親や社会から愛され、認められるために、私たちは無意識のうちに、ある「心のプログラム」を自分自身にインストールします。

それは、「ありのままの私では、価値がない。何かを達成して、褒めてもらえなければ、愛されない」という、悲しい思い込みです。

評価に値し称賛されること、何かを成し遂げることに価値がある、といった思い込みは、多くの人の無意識に深く刻み込まれているものです。

しかし中にはとてもこの強迫観念が強い人がいます。いい子でなければ居場所がない、この家では生きていけない。非常に追い詰められた緊迫した心理状態を体験しています。

潜在意識に刻まれた、褒めてもらえなかった経験。テストで良い点を取っても、「もっと上を目指せ」と言われた記憶。お手伝いをしても、「やって当たり前」という顔をされた時の、小さな胸の痛み。

その一つ一つが、「頑張ること=愛されるための条件」という強固なプログラムとなり、大人になった今も、あなたを内側から縛り続けているのです。

自分を痛めつける毎日。あなたのインナーチャイルドは、今も泣いている。

 「もっと頑張れ」という内なる声は、実は、過去のあなたの声ではありません。

それは、「もっと頑張らないと、お母さんに愛してもらえない!」と、今も泣き続けている、あなたの「内なる子ども(インナーチャイルド)」の声なのです。

あなたは、その小さな子の期待に応えるために、自分自身を鞭打ち、痛めつけているのかもしれません。
しかし、その子は、本当に「もっと頑張ること」を望んでいるのでしょうか?
いいえ。
その子が、心の底から本当に求めているのは、たった一つ。

「もう、頑張らなくていいんだよ」
「そのままで、あなたは素晴らしいんだよ」

という、あなた自身からの、無条件の愛だけなのです。

なぜ、「自分への優しさ」が、人間関係を変えるのか?

 不思議なことに、自分をどれだけ思いやれるかが、そのまま他者への接し方になります。

自分に厳しい人は、無意識のうちに、他人にも同じ「完璧さ」や「頑張り」を求めてしまいます。
そして、そのあなたが放つ**「緊迫した、不安定なエネルギー」**を、実は、周りの人々も敏感に感じ取っているのです。「この人といると、なんだか疲れる…」「常に評価されているようで、気が抜けない…」と。

しかし、逆もまた真実です。
自分への接し方がうまい人と一緒にいると、なぜか、とても楽で、楽しい。
彼らは、自分自身を許し、受け入れているからこそ、他人の不完全さをも、温かく包み込むことができるのです。

あなたが、まず自分自身に「もう、頑張らなくてもいい」と許可を出せた時。
あなたの周りには、驚くほど、穏やかで、優しい世界が広がり始めるでしょう。

【結論】「頑張らない」を、始めてみる

「もう頑張らなくてもいい」と思えるようになるには、特別な修行は必要ありません。
まずは、今日、寝る前に、一日頑張り抜いたご自身に、こう語りかけてあげることから、始めてみませんか?

「今日も、よくやったね。ありがとう。もう、休んでいいんだよ」と。

その小さな一言の積み重ねが、あなたの潜在意識に刻まれた古いプログラムを、少しずつ、しかし確実に、新しい「愛のプログラム」へと書き換えていきます。

 

 さらに深く学びたいという人は、ぜひヒプノで「自分を許す」ことを学んでください。自分への接し方が上手くできるようになります。あなたの愛が循環して溢れると、あなたの大事な人との信頼関係が恒久的に続くことが理解できるでしょう。

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安藤絹子

この記事を書いた人:安藤 絹子

ライズ・ヒプノセラピー代表。米国催眠士協会(NGH)公式認定インストラクター。あなたの心の地図を読み解き、本来の輝きを取り戻す旅のお手伝いをしています。