その「癒し」、本当に安全ですか?
YouTubeや本で、ヒプノセラピーを手軽に学べるようになった今、「自分でもできるかも」と感じている方も多いかもしれません。しかし、一つだけ、絶対に知っておいてほしいことがあります。
特に、「年齢退行」は、あなたが思っているほど、簡単なものではありません。
それは、時に、人の心を深く傷つけかねない、諸刃の剣なのです。
この記事では、なぜ資格のない素人による年齢退行が危険なのか、そして、どうすればそれを「最高の癒しの道具」として安全に使えるようになるのかを、プロの立場から、解説致します。
なぜ危険?年齢退行は「心の開腹手術」である
潜在意識を扱うヒプノセラピーにおいて、年齢退行は「心の開腹手術」に例えられます。
正しい知識と技術があれば、病巣を根本から取り除く、奇跡のような治癒をもたらします。しかし、処置を間違うと、患者を生命の危機に晒しかねない、極めて高度な医療行為に例えられるように、専門的な知識と技術が必要です。
メスで心を切り込んだはいいけれど、その後の処置ができないのであれば、それは患者を危険に晒してしまう未熟な経験のない外科医のようなもの。
資格のないセラピストとは、まさにこのような、非常に危険な存在になり得るのです。
具体的に、どんな危険があるのか。代表的な3つのリスクをご紹介します。
1.予期せぬ「トラウマの再燃(フラッシュバック)」
無理やり心の傷をこじ開けてしまう危険性です。
例えば、まだ親と向き合うことや、過去との対峙を避けたいと願っている、心の準備ができていないクライアントに対し、十分な説明もないまま、いきなり過去へと誘導してしまう。
その結果、クライアントは強烈なトラウマを再体験し、パニックに陥ることにもなりかねません。そして、未熟なセラピストは、その処置の仕方を知らずにセッションを中断し、収拾がつかなくなる。クライアントの心は、癒されるどころか、以前よりも深く傷ついてしまうのです。
2.誤った「偽りの記憶」の植え付け
セラピストの未熟な誘導が、クライアントに無かったはずの記憶を「真実」だと思い込ませてしまう危険性です。
特に注意すべきは、クライアントを依存させたり、コントロールしたりするために、自分に都合のいいように記憶を捏造する、悪質な無資格セラピストの存在です。それは、もはや「癒し」ではありません。そのようなスピリチュアルセッションなどは、決して、本物の催眠療法(ヒプノセラピー)ではないことを、どうか知ってください。
3.セッション後の「不安定化」
解放した感情を、正しく「統合」できず、クライアントがセッション後にかえって精神的に不安定になってしまう危険性です。
これは、「トラウマの原因を知ることさえできれば、それだけで癒される」といった、根本的に間違った認識を持つ、多くの無資格セラピストが陥りがちな、最も多い失敗例です。
原因を知った結果、親への怒りや憎しみが、かえって増幅してしまい、クライアントの苦しみを、さらに深刻なものにしてしまうのです。
「プロ」と「アマチュア」を分ける、決定的な違いとは?
では、どうすれば、このような危険を避け、安全に、そして確実に、クライアントを癒しへと導けるのでしょうか。
その答えは、プロのセラピストが身につけている、3つの「絶対条件」の中にあります。
違い1:クライアントを守る「安全管理」の知識
プロは、セッションの前に、クライアントの心の準備が本当に整っているかを、慎重に見極めます。そして、セッション中、クライアントが危険な状態に陥らないよう、常にナビゲートし続けます。これらは、経験則だけでは不可能です。体系的な学びによって得られる、ありがちな失敗を回避するための知識とスキルを、プロは必ず持っています。
違い2:感情を癒し、統合する「専門技術」
プロは、クライアントの心から浮上してきた感情を、ただ感じさせるだけでは終わらせません。その感情を、どうすれば安全に「解放」し、深い「癒し」へと繋げ、そして、最終的にクライアント自身の「学び」へと昇華させられるか。そのための、具体的で、再現性のあるメソッドを持っています。
これは、他のNGH認定トレーニングスクールの中でも、当スクールが最も力を入れているカリキュラムであり、長年のセッション経験から培われた、独自の強化メソッドを用いて、受講生の方にはスキルをお伝えしています。
違い3:世界基準の「倫理観」
プロは、常に、クライアントの尊厳を絶対に守るための、厳格な倫理規定に則って行動します。 米国催眠士協会(NGH)のような、歴史ある認定機関が定める倫理観は、セラピストが道を踏み外さないための、そして、クライアントが安心して心を委ねるための、絶対的な拠り所です。当スクールでは、実習を通じて、この世界基準を満たすための訓練を、徹底的に行います。
【結論】「メス」を、「癒しの手」に変えるために
年齢退行という強力なツールは、「メス」にもなれば、「癒しの手」にもなります。
その違いを決めるのは、ただ一つ。セラピストが、体系的で、安全性が確立された、本物のトレーニングを受けているかどうかです。
もしあなたが、趣味のレベルで終わるのではなく、自信を持って、そして何よりも安全に、クライアントの最も深い心の傷を癒せる「本物のプロ」を目指したいのであれば、私たちの無料体験説明会は、そのための、最も確実で、最も誠実な第一歩となることを、お約束します。
あなたのその素晴らしい才能を、決して「危険なメス」にしてはいけません。
一緒に、多くの人を救う、温かい「癒しの手」へと、育てていきましょう。
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