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「カメラを回せ!」自分のいじめ動画をアップする子供たち。その残酷な笑みの裏にある「潜在意識の悲鳴」
「カメラを回せ!」自分のいじめ動画をアップする子供たち。その残酷な笑みの裏にある「潜在意識の悲鳴」
近頃、SNSで子供たちのいじめ動画が次々に拡散され、それによって教育委員会や警察が動くという状況が各地で発生しています。
これらは非常に残酷で見ていられない動画であり、ネット上では「加害生徒に厳罰を」「いじめられているのが自分の子供だったらと思うと耐えられない」といった怒りや悲しみの声が溢れています。
しかし、抵抗しない子供に対して執拗に暴力を繰り返す加害者の姿をよく見てみると、彼らは動画を撮られることを拒むどころか、むしろ「カメラを回せ」と指示し、自らの力に悦に入っているように見えます。
実は、動画の加害者が感じているその「悦び」の正体は、家庭で奪われた自尊心や尊厳を、暴力という「偽物のパワー」で埋めようとしている姿に他ならないのです。
家庭内で親に抑圧され、自分の意見を無視され、無力感を感じ続けている子供は、外の世界で「自分より弱い存在」を見つけることで、失われた全能感を取り戻そうとします。
加害者が動画を撮られることに羞恥心を感じるどころか、むしろ喜ぶ心理の裏側には、観客(フォロワーや周囲の友人)に自分の「強さ」を誇示することで、初めて「自分は存在していいんだ」という歪んだ承認欲求を満たそうとする、哀れな動機があります。
【心理学的な裏付け:暴力の観察学習】
1960年代にカナダ出身の心理学者アルバート・バンデューラが行った実験では、「子供は大人の振る舞いを鏡のように真似する」ということが証明されました。
さらにその後の長期的な追跡調査(アメリカの心理学者キャシー・スパッツ・ウィドム博士による「暴力のサイクル」と呼ばれる大規模調査)では、暴力的環境で育った子供が将来的に他者を攻撃するリスクは、そうでない家庭の3倍から4倍にものぼることが報告されています。
子供にとって、親は「世界の絶対的なモデル」です。親が暴力や暴言、あるいは無視によって子供をコントロールしようとしていると、子供の潜在意識には「問題解決の手段は暴力である」「生存戦略とは他者を支配することである」という心のプログラムが書き込まれてしまうのです。
ウィドム博士の研究では、虐待された子供の全員が加害者になるわけではないことも示されています。
しかし、「自分の中に蓄積された無力感や恐怖」を自分一人で処理しきれなかった子供は、他人を攻撃して「カメラを回せ」と誇示することで、「自分はもう被害者ではない、支配者なのだ」という偽りのプログラムを作動させて自分を保とうとします。
これは、子供の潜在意識に『力こそが唯一の身を守る手段である』という、あまりにも悲しいプログラムが書き込まれてしまった結果なのです。
・加害者を罰するだけでは解決しない
親の潜在意識にある「支配欲」や、親自身の心の傷からくる「未熟さ」を書き換えない限り、形を変えて次の被害者、次の加害者が生まれてしまいます。
・不登校もいじめも、まずは親のケアから
不登校やいじめの問題に向き合うとき、何よりも優先されるべきは子供に関わる「お母さん・お父さんの心の問題の改善(潜在意識の最適化)」です。
親御さん自身が抱えている問題に向き合い、心の平安を取り戻すこと。それが、親と接する子供たちの潜在意識を書き換え、暴力の連鎖を断ち切る唯一の道なのです。
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