癒やし手のセルフヒーリング
癒やし手のセルフヒーリング
〜愛を循環させる心の浄化法〜
誰かの役に立ちたいと願う愛情深い人ほど、「相手のために何とかしてあげなきゃ」と無意識に肩に力が入りがちです。
しかし、その「私がどうにかしなければ」という思考の力みこそが、潜在意識のパイプを詰まらせ、愛の循環を止めてしまう原因なのです。
本物のヒーリングは、まず「あなた自身」が心地よい安心感で満たされていることから始まります。
今から、頭の中の重荷を下ろし、自分自身をクリアな状態に戻すための簡単なイメージワークを行ってみましょう。
ステップ1:黒い煙を手放す深呼吸
まずは、リラックスして座れる場所で軽く目を閉じ、ゆっくりと深呼吸を繰り返してください。
息を吐くとき、あなたの中にある「うまくやらなきゃ」「失敗したらどうしよう」という恐れや責任感が、黒い煙となって口から吐き出され、遠くへ消えていくのをイメージします。
息を吸うときは、新鮮で清らかな空気が体中に行き渡るのを感じてください。
心が落ち着くまで、何度か繰り返してみましょう。
ステップ2:自分を光で満たす(安全地帯)
心が静かになったら、あなたがこれまでの人生で一番安心できた場所、または心がホッとする美しい風景を思い浮かべてください。
そこには、とても暖かく、柔らかい光が降り注いでいます。
その光は「無条件の愛」です。その光を頭のてっぺんから足の先まで、あなた自身の体にたっぷりと満たしてあげてください。
「誰かのため」ではなく、まずは「あなた自身」が、その心地よさを十分に味わい、満たされることを許可してください。
ステップ3:溢れ出たものを共有する
あなたが温かい光で十分に満たされると、その光はコップから溢れ出すように、あなたの内側から外へと自然に広がっていきます。
ここで初めて、目の前にクライアント(悩んでいる人)がいると想像してみてください。
あなたは「何かをしてあげる」必要はありません。ただ無心になり、あなたから溢れ出た温かい光の空間に、相手をそっと招き入れてあげるだけです。
いかがでしたか?
「治してあげよう」とするのではなく、「自分が満たされ、その安心感をただ共有する」。
これが、本物のヒーラーがセッション中に感じている「一体感」であり、愛が循環している状態です。
この感覚を一時的なものではなく、いつでも自在に引き出し、クライアントの深い悩みを紐解くレベルまで高めたものが、ヒプノセラピーという「心の技術」なのです。
では、この無心の状態を保ちながら、実際に悩みを抱える人とどう向き合っていけばいいのか。
次の扉では、ヒーラーとしての「本当の寄り添い方」についてお伝えします。




