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2025-11-10 09:00:00

あなたの見る前世は「本物」か?【専門家が答える】ヒプノセラピーの真実

あなたの見る前世は「本物」か?【専門家が答える】ヒプノセラピーの真実

「前世療法で見たものは、本当に自分の前世なのだろうか?」
「ただの妄想や、セラピストに誘導されただけの作り話なんじゃないのかな…」

ヒプノセラピーに興味を持つ多くの方が、この根源的な問いを抱えています。その疑問と、少しの不安は、真剣に自分と向き合おうとしているからこそ生まれる、至極もっともなものです。
この記事では、その疑問に、ヒプノセラピーの専門家として、そして一人の探求者として、多角的な視点から誠実にお答えします。

前世は「非科学的」?― 学術研究が示す、輪廻転生への新たな視点

まず、「前世は実在するのか」という大きな問いについて。かつてこれはオカルトの領域だと考えられていました。しかし、今やその存在は、多くの真摯な学者によって、科学的なアプローチで研究されています。

その第一人者が、アメリカの精神科医であったイアン・スティーブンソン博士です。博士は40年以上にわたり、「前世を記憶する子供たち」の事例を2500件以上も収集・分析しました。彼の研究は、子供の体に残るアザや母斑が、前世での死因となった傷跡の位置と一致することや、子供が語る前世の家族構成や地名などを地道に追跡調査し、実際に前世の家族と対面させ、その記憶が事実であることを確認するといった、極めて厳密な手法で行われました。

このような学術的研究の積み重ねもあり、「輪廻転生」という概念は、決して突飛なものではなくなってきています。特に、その文化思想的背景を持つ私たち日本人にとっては、非常に受け入れやすい概念と言えるでしょう。

【ご存知ですか?】日本人の輪廻転生観

2008年に行われたNHK放送文化研究所の調査(全国16歳以上の国民1800人対象)では、「輪廻転生はある」と答えた人の割合は、特に若い世代で非常に高い結果となっています。

  • 16歳~29歳: 女性 69% / 男性 52%
  • 30代: 女性 73% / 男性 37%
  • 40代: 女性 62% / 男性 37%

(50代以降は徐々に割合が低減)

特に30代女性では7割以上が、輪廻転生を自然なものとして捉えているのです。

ヒプノセラピーで見る前世は「あなた自身を映す鏡」

では、ヒプノセラピーで体験する前世は「本物」なのでしょうか。結論から言えば、それは「本人がどのように捉えるか」に委ねられており、科学的に証明できるものではありません。

セッション中に映像として鮮明に見る方もいれば、感覚や感情、あるいは「ただ、そうだと分かる」という直感で受け取る方もいて、その知覚能力には大きな個人差があります。しかし、非常に興味深いのは、どのような形であれ、その人特有の感覚や、人生のテーマが色濃く表出されるのが、前世療法の特徴だということです。

つまり、そこで見聞きする物語は、間違いなくあなた自身を投影する「鏡」なのです。

なぜ、前世療法はこれほど改善効果が高いのか

前世という「鏡」を見ることは、時に、直接自分の過去(幼児期)と向き合うよりも、大きな癒しをもたらすことがあります。

例えば、インナーチャイルドを癒すための年齢退行では、どうしても親への複雑な感情などが壁となり、自分と向き合うことが難しいと感じる方もいらっしゃいます。しかし、「前世」という、一度クッションを置いた物語として自分を見つめることで、まるで他人のことのように冷静に、素直に自分を受け入れることができるのです。これは、自己客観視を促す上で、非常に優れたメリットです。

あなたが現世で抱える権威への執着や、特定の人間関係のパターンが、なぜか前世の物語の中でもはっきりと現れる。その時、あなたは「ああ、自分にはこういう魂の癖があるのかもしれない」と、深いレベルで納得することができるのです。

物語を彩る「潜在意識のかけら」

体験する前世の国や時代は、その方の教養や知識に影響されることも確かです。私たちの脳は、潜在意識から送られてくる抽象的なインスピレーションを、自分が知っている情報(歴史の知識、見た映画の情景など)を使って「翻訳」し、可視化しようとします。

だからこそ、前世療法とは「潜在意識の底にある、前世のかけらを拾い集めている」ようなもの、と言えるかもしれません。ディテールはあなたの脳が補っているかもしれませんが、その物語の核(本質)は、間違いなくあなた自身のものなのです。その本質とは、転生があるのであれば、その影響は強く受けている、と言えるでしょう。

不思議なことに、セッションで「フランスの貴族」の人生を体験した方が、実際にフランスに何度も旅行し、強い郷愁を感じていた、というケースは少なくありません。その国に行くと、本人にしか分からない、特別な感覚がある。それもまた、魂の記憶の一つの表れなのかもしれません。

「人間の霊性」抜きに人間を語れず

そして、そもそも人間を語る上で、人間の霊性を抜きに語ることはできない、科学で解明されている範疇で人間を捉えることはできないと私は考えています。

愛とは何か、人間の尊厳とは何かを考えるとき、合理的な側面からの判断だけでは到底その本質に触れることはできません。一人一人のクライアントに向き合う中で、その人の本質というのは、パターン化できない、その人間の今生だけでは説明できない脈々と流れる固有の本流があると感じられることがままあります。それは、クライアントの心の奥深くまで関わるセラピストであれば、みな感じていることです。

結論:「証明」よりも「癒し」こそが、その価値

結局のところ、前世が「本物」かどうかを証明することに、セラピーとしての本質はありません。

最も重要なのは、その証明できないはずの体験を通して、多くの人が深く自分と向き合い、涙を流し、これまでの人生に納得し、そして自分自身への揺るぎない愛を取り戻していく、という事実です。

心理学的には、これはユングの言う「アクティブイマジネーション(積極的想像法)」としての効果や、自分の人生を全く違う視点から捉え直す「リフレームワーク」としての効果がある、と説明できます。

しかし、言葉がどうであれ、この体験が、あなたの人生を前に進めるための、大きな勇気と癒しを与えてくれること。それこそが、前世療法の持つ、何より「本物」の価値なのです。

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安藤絹子

この記事を書いた人:安藤 絹子

ライズ・ヒプノセラピー代表。米国催眠士協会(NGH)公式認定インストラクター。あなたの心の地図を読み解き、本来の輝きを取り戻す旅のお手伝いをしています。

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2025-10-29 15:59:00

【独学は危険】ヒプノセラピー年齢退行が「心の開腹手術」と呼ばれる、本当の理由

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【独学は危険】ヒプノセラピー年齢退行が「心の開腹手術」と呼ばれる、本当の理由

その「癒し」、本当に安全ですか?

YouTubeや本で、ヒプノセラピーを手軽に学べるようになった今、「自分でもできるかも」と感じている方も多いかもしれません。しかし、一つだけ、絶対に知っておいてほしいことがあります。

特に、「年齢退行」は、あなたが思っているほど、簡単なものではありません。
それは、時に、人の心を深く傷つけかねない、諸刃の剣なのです。

この記事では、なぜ資格のない素人による年齢退行が危険なのか、そして、どうすればそれを「最高の癒しの道具」として安全に使えるようになるのかを、プロの立場から、解説致します。

なぜ危険?年齢退行は「心の開腹手術」である

潜在意識を扱うヒプノセラピーにおいて、年齢退行は「心の開腹手術」に例えられます。
正しい知識と技術があれば、病巣を根本から取り除く、奇跡のような治癒をもたらします。しかし、処置を間違うと、患者を生命の危機に晒しかねない、極めて高度な医療行為に例えられるように、専門的な知識と技術が必要です。

メスで心を切り込んだはいいけれど、その後の処置ができないのであれば、それは患者を危険に晒してしまう未熟な経験のない外科医のようなもの。
資格のないセラピストとは、まさにこのような、非常に危険な存在になり得るのです。

具体的に、どんな危険があるのか。代表的な3つのリスクをご紹介します。

1.予期せぬ「トラウマの再燃(フラッシュバック)」

無理やり心の傷をこじ開けてしまう危険性です。
例えば、まだ親と向き合うことや、過去との対峙を避けたいと願っている、心の準備ができていないクライアントに対し、十分な説明もないまま、いきなり過去へと誘導してしまう。
その結果、クライアントは強烈なトラウマを再体験し、パニックに陥ることにもなりかねません。そして、未熟なセラピストは、その処置の仕方を知らずにセッションを中断し、収拾がつかなくなる。クライアントの心は、癒されるどころか、以前よりも深く傷ついてしまうのです。

2.誤った「偽りの記憶」の植え付け

セラピストの未熟な誘導が、クライアントに無かったはずの記憶を「真実」だと思い込ませてしまう危険性です。
特に注意すべきは、クライアントを依存させたり、コントロールしたりするために、自分に都合のいいように記憶を捏造する、悪質な無資格セラピストの存在です。それは、もはや「癒し」ではありません。そのようなスピリチュアルセッションなどは、決して、本物の催眠療法(ヒプノセラピー)ではないことを、どうか知ってください。

3.セッション後の「不安定化」

解放した感情を、正しく「統合」できず、クライアントがセッション後にかえって精神的に不安定になってしまう危険性です。
これは、「トラウマの原因を知ることさえできれば、それだけで癒される」といった、根本的に間違った認識を持つ、多くの無資格セラピストが陥りがちな、最も多い失敗例です。
原因を知った結果、親への怒りや憎しみが、かえって増幅してしまい、クライアントの苦しみを、さらに深刻なものにしてしまうのです。

「プロ」と「アマチュア」を分ける、決定的な違いとは?

では、どうすれば、このような危険を避け、安全に、そして確実に、クライアントを癒しへと導けるのでしょうか。
その答えは、プロのセラピストが身につけている、3つの「絶対条件」の中にあります。

違い1:クライアントを守る「安全管理」の知識

プロは、セッションの前に、クライアントの心の準備が本当に整っているかを、慎重に見極めます。そして、セッション中、クライアントが危険な状態に陥らないよう、常にナビゲートし続けます。これらは、経験則だけでは不可能です。体系的な学びによって得られる、ありがちな失敗を回避するための知識とスキルを、プロは必ず持っています。

違い2:感情を癒し、統合する「専門技術」

プロは、クライアントの心から浮上してきた感情を、ただ感じさせるだけでは終わらせません。その感情を、どうすれば安全に「解放」し、深い「癒し」へと繋げ、そして、最終的にクライアント自身の「学び」へと昇華させられるか。そのための、具体的で、再現性のあるメソッドを持っています。

これは、他のNGH認定トレーニングスクールの中でも、当スクールが最も力を入れているカリキュラムであり、長年のセッション経験から培われた、独自の強化メソッドを用いて、受講生の方にはスキルをお伝えしています。

違い3:世界基準の「倫理観」

プロは、常に、クライアントの尊厳を絶対に守るための、厳格な倫理規定に則って行動します。 米国催眠士協会(NGH)のような、歴史ある認定機関が定める倫理観は、セラピストが道を踏み外さないための、そして、クライアントが安心して心を委ねるための、絶対的な拠り所です。当スクールでは、実習を通じて、この世界基準を満たすための訓練を、徹底的に行います。

【結論】「メス」を、「癒しの手」に変えるために

年齢退行という強力なツールは、「メス」にもなれば、「癒しの手」にもなります。
その違いを決めるのは、ただ一つ。セラピストが、体系的で、安全性が確立された、本物のトレーニングを受けているかどうかです。

もしあなたが、趣味のレベルで終わるのではなく、自信を持って、そして何よりも安全に、クライアントの最も深い心の傷を癒せる「本物のプロ」を目指したいのであれば、私たちの無料体験説明会は、そのための、最も確実で、最も誠実な第一歩となることを、お約束します。

あなたのその素晴らしい才能を、決して「危険なメス」にしてはいけません。
一緒に、多くの人を救う、温かい「癒しの手」へと、育てていきましょう。

「本物のスキル」で、あなたの人生の主導権を取り戻す、【無料】オンライン説明体験会へご参加ください。詳しくはこちらのページをご覧ください。

安藤絹子

この記事を書いた人:安藤 絹子

ライズ・ヒプノセラピー代表。米国催眠士協会(NGH)公式認定インストラクター。あなたの心の地図を読み解き、本来の輝きを取り戻す旅のお手伝いをしています。

2025-10-17 12:00:00

「毒親」という言葉だけでは、何も解決しない ― あなたの人生を取り戻す、次のステージへ

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「毒親」という言葉だけでは、何も解決しない ― あなたの人生を取り戻す、次のステージへ

「毒親」という言葉が、あなたの心を縛っていませんか?

テレビやネットで、当たり前のように使われるようになった「毒親」という言葉。1989年にアメリカのセラピスト、スーザン・フォワードが提唱して以来、とても有名になりました。

この言葉は、多くの人にとって、長年の苦しみに「名前」を与え、少しだけ心が軽くなるきっかけとなったかもしれません。それは、決して間違いではありません。

しかし、もしあなたが、「私は毒親育ちだ」と自分を定義した後も、依然として生きづらさが消えず、出口のないトンネルの中にいるように感じているとしたら…。

それは、あなたの心が、次のステージへと進む準備ができた、という大切なサインなのかもしれません。

この記事は、あなたが「被害者」の物語を卒業し、自分自身の人生の「創造者」になるための、大切な地図です。

データが示す、現代人の「心の現在地」

 なぜ、今これほどまでに「毒親」という言葉が、私たちの心に響くのでしょうか。
Googleの検索データを見ると、その答えの一端が見えてきます。

検索ボリューム(月間の検索回数)の比較キーワード
月間平均検索ボリューム (日本国内)

グラフ.jpg

「毒親」約90,500回 
「アダルトチルドレン」約49,500回
(※Googleのキーワードプランナーなどのツールから得られる、一般的な目安の数値です)
この数字が示すのは、いかに多くの人が親子関係に悩み、その原因を「親」という外側に求めているか、という現代社会の心の風景です。
これは、自分を守るための、ごく自然な心の働きです。

しかし、このデータは、同時に「次のステップ」の存在も示唆しています。

意識の進化:なぜ、「アダルトチルドレン」への気づきが必要なのか?

「毒親」という言葉は、あなたの過去を説明してくれるかもしれません。しかし、「なぜ、自分は同じ人間関係のパターンを繰り返してしまうのか?」という、現在の問いには、答えてくれないのです。  

その答えのヒントこそが、「アダルトチルドレン(AC)」という概念の中に隠されています。

ステージ1:「毒親」- 痛みの原因を「外」に求める

「親がこうだったから、今の私が苦しいのは当然だ」
これは、心をこれ以上傷つけないために必要な、大切な防衛反応の段階です。
あなたは、何も間違っていません。

ステージ2:「アダルトチルドレン」- 痛みの根源を「内」に見出す

しかし、ある時、私たちは気づき始めます。
問題の根源とは、変えることのできない「親の過去の行動」そのものにあり続けるのではなく、「その経験によって、自分の内側(潜在意識)に、どんな『心のプログラム』が作られてしまったのか」にあるのではないか、と。

「ありのままの自分では愛されない」
「私が我慢しなければならない」
この、自分自身を延々と縛り続ける、内なる声に気づくこと。
視点を向ける先が「外側」から「内側」へと転換すること。
それこそが、本当の癒しへの、最初の扉なのです。

セラピストの本当の役割:「許し」を強要するのではなく、「責任」を取り戻す手伝いをすること

ここで、多くの未熟なセラピーが陥る罠があります。
それは、「親を許しましょう」という、安易な言葉です。

許せないものを、無理に許す必要はありません
特に、虐待などの非道な行為があった場合、その傷は決して消えるものではありません。

セラピストの本当の役割は、許しの強要ではなく、また、無理なポジティブシンキングでもありません。

私たちの仕事は、クライアントが、 「過去の出来事は事実として変わらなくても、その事象への新たな理解や意味づけによっては、全く違った過去となること。
そしてその過去によって作られた『今の自分』と、そこから続く『未来』は、全てその人自身の力で変えていける」という、 人生の「主導権(責任)」を、クライアントご自身の手に取り戻すのを、寄り添い支え、サポートすることなのです。

私たちは、クライアントを「かわいそうな被害者」として扱うはずもなく、自らの力で人生を創造していける、無限の可能性に満ちた、大きな力を持った一人の人間として、心からの敬意を払い、一緒に人生に向き合って行きます。

【結論】「毒親」の物語から、あなたの物語へ

「毒親」というラベルは、あなたの過去を説明するための一つの「章」にすぎません。 しかし、それは、あなたの人生という壮大な物語である超大作の、「全て」ではありません。

これからのページに、どんな物語を描いていくのか。 そのペンは、今、あなたの手に握られています。

 

 もし、その新しい物語を描くための「コンパス」が欲しいと感じたなら。具体的な「航海術(メソッド)」を、あなたにお渡しする場所です。

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安藤絹子

この記事を書いた人:安藤 絹子

ライズ・ヒプノセラピー代表。米国催眠士協会(NGH)公式認定インストラクター。あなたの心の地図を読み解き、本来の輝きを取り戻す旅のお手伝いをしています。

2025-10-02 15:30:00

「もう頑張らなくていいんだ」と心から思えるようになるまで

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「もう頑張らなくていいんだ」と心から思えるようになるまで

「頑張らないといけない」その強迫観念は、どこから来るのか?

その答えは、多くの場合、あなたの潜在意識の奥深くにあります。

特に、私たちがまだ小さく、無力だった頃。親や社会から愛され、認められるために、私たちは無意識のうちに、ある「心のプログラム」を自分自身にインストールします。

それは、「ありのままの私では、価値がない。何かを達成して、褒めてもらえなければ、愛されない」という、悲しい思い込みです。

評価に値し称賛されること、何かを成し遂げることに価値がある、といった思い込みは、多くの人の無意識に深く刻み込まれているものです。

しかし中にはとてもこの強迫観念が強い人がいます。いい子でなければ居場所がない、この家では生きていけない。非常に追い詰められた緊迫した心理状態を体験しています。

潜在意識に刻まれた、褒めてもらえなかった経験。テストで良い点を取っても、「もっと上を目指せ」と言われた記憶。お手伝いをしても、「やって当たり前」という顔をされた時の、小さな胸の痛み。

その一つ一つが、「頑張ること=愛されるための条件」という強固なプログラムとなり、大人になった今も、あなたを内側から縛り続けているのです。

自分を痛めつける毎日。あなたのインナーチャイルドは、今も泣いている。

 「もっと頑張れ」という内なる声は、実は、過去のあなたの声ではありません。

それは、「もっと頑張らないと、お母さんに愛してもらえない!」と、今も泣き続けている、あなたの「内なる子ども(インナーチャイルド)」の声なのです。

あなたは、その小さな子の期待に応えるために、自分自身を鞭打ち、痛めつけているのかもしれません。
しかし、その子は、本当に「もっと頑張ること」を望んでいるのでしょうか?
いいえ。
その子が、心の底から本当に求めているのは、たった一つ。

「もう、頑張らなくていいんだよ」
「そのままで、あなたは素晴らしいんだよ」

という、あなた自身からの、無条件の愛だけなのです。

なぜ、「自分への優しさ」が、人間関係を変えるのか?

 不思議なことに、自分をどれだけ思いやれるかが、そのまま他者への接し方になります。

自分に厳しい人は、無意識のうちに、他人にも同じ「完璧さ」や「頑張り」を求めてしまいます。
そして、そのあなたが放つ**「緊迫した、不安定なエネルギー」**を、実は、周りの人々も敏感に感じ取っているのです。「この人といると、なんだか疲れる…」「常に評価されているようで、気が抜けない…」と。

しかし、逆もまた真実です。
自分への接し方がうまい人と一緒にいると、なぜか、とても楽で、楽しい。
彼らは、自分自身を許し、受け入れているからこそ、他人の不完全さをも、温かく包み込むことができるのです。

あなたが、まず自分自身に「もう、頑張らなくてもいい」と許可を出せた時。
あなたの周りには、驚くほど、穏やかで、優しい世界が広がり始めるでしょう。

【結論】「頑張らない」を、始めてみる

「もう頑張らなくてもいい」と思えるようになるには、特別な修行は必要ありません。
まずは、今日、寝る前に、一日頑張り抜いたご自身に、こう語りかけてあげることから、始めてみませんか?

「今日も、よくやったね。ありがとう。もう、休んでいいんだよ」と。

その小さな一言の積み重ねが、あなたの潜在意識に刻まれた古いプログラムを、少しずつ、しかし確実に、新しい「愛のプログラム」へと書き換えていきます。

 

 さらに深く学びたいという人は、ぜひヒプノで「自分を許す」ことを学んでください。自分への接し方が上手くできるようになります。あなたの愛が循環して溢れると、あなたの大事な人との信頼関係が恒久的に続くことが理解できるでしょう。

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安藤絹子

この記事を書いた人:安藤 絹子

ライズ・ヒプノセラピー代表。米国催眠士協会(NGH)公式認定インストラクター。あなたの心の地図を読み解き、本来の輝きを取り戻す旅のお手伝いをしています。

2025-09-19 13:00:00

なぜ、いつも人間関係をリセットしたくなるのか?その深層心理とは

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なぜ、いつも人間関係をリセットしたくなるのか?その深層心理とは

付き合い始めた頃はうまくいっていたのに、だんだん雲行きが怪しくなっていつも恋愛関係が破綻する。別れを切り出すのは、だいたいいつも自分。そんな人は職場でも仕事ができるのに正当な評価が下されなかったり、苦手なタイプの人がいるものです。人間関係の難しさは年齢に関係なく、その人の深い部分にその理由があります。

人間関係が長続きしないその理由は潜在意識にある

 好きな人ができて、付き合い始めた当初はいいけれど、なぜかいつも長続きしない。転職しても苦手な人が必ず現れて仕事が嫌になり、また転職を繰り返す。それでも自分は人間関係が苦手とは思わないものです。

 仕事だってできるし、能力も高い、でも正当な評価が受けられない人がいます。まじめでよく働く人が会社を辞めて、嫌な人間が職場でのさばるのはよくあることです。いい人がうまくいかない世の中が悪いのでしょうか、いいえ、その人が全く気が付かない、つまり、無意識という潜在意識に原因があるからです。

「人が苦手」とは誰も言わない

 中には仕事に不自由しない人もいます。仕事が好きだし、信頼や評価も高い。でも私生活では、パートナーとうまくいかない、というのはとてもよくある話です。

 どんな人でも人間関係に多少は難しさを感じているものです。しかしそれを受け入れられる人はあまりいません。なぜなら、「だって、友達いるし、気の合う仲間がいるから」。

 友達や気の合う仲間は、実際にはここで問題にする親密な関係よりもずっと距離があるものです。生活を共にしている家族、毎日会社で一緒に仕事をしなければいけない職場の上司・同僚、うまくやっていきたいと思っているパートナー、この人たちは、友達や気の合う仲間とは関係性が全く異なります。

職場の苦手な相手が母親の姿にダブるのは?

「会社の苦手な年配女性のキツイ言い方が、母に見えて来るんです」

「会社の上司の怒る口調が母にそっくりなんです」

「夫の私をののしる言葉がまるっきり母と同じなんです」

 いままでこのような言葉をご相談者の口から数えきれないくらい伺ってきました。会社の人間関係とは、生きるために、必ず関わらなければならない関係です。うまく関われない上司との関係に、「母親」の存在を投影してしまうのは、無意識に子供時代にその存在がなければ生きていけない、そして逃げられない辛い状況が再現されるからです。それは緊迫した感情とともに潜在意識にあるプログラムから送られてくるサインです。しかし無意識下での反応ですから、本人もなぜ母親に見えるのか全く分かっていません。

 苦手な関係にダブって見えるその存在は、あなたのすべてを受け入れてくれなかった、小さなあなたが最も求めていた人の姿です。

うまく関われない関係こそヒントがある

 友達が別の友達と自分を介さず会ったとしても、それほど怒ることはないでしょう。しかし、パートナーが自分以外の異性と会ったといえば、嫉妬に狂い、絶対に許さないでしょう。つまり、ここでいう親密度は好きか嫌いかではなく、自分にとっての必要な人間関係の距離のことです。嫉妬も憎悪もぶつけてしまう、または相手がぶつけてきても逃げられない距離のことです。

 つまり、親密な関係とは、遠慮がない1対1の関係です。最初は気を使ってよそよそしく関わっていたものの、関係が深まると不満がたまって、突然キレて破綻する。これを何度も繰り返してしまうのは、うまく関われない同士がくっついている、いわば「類友」の法則です。自分が変わらない限り、その手の相手と何度も出会い、不満な人間関係を繰り返すところから抜け出ることができないのです。

修復可能な潜在意識のプログラム

 無意識下、潜在意識に最も深く刻まれ、最も影響しているのは親との関係です。このプログラムに気付いて変えて行かない限り、人間関係は難しく、破綻、リセットを繰り返しがちです。このプログラムに気が付くと、人生を書き換えていくことが可能になります。この書き換えができると適正な距離を理解し、関わり方のスキルが身に付きます。

 さらに深く学びたいという人は、ぜひヒプノを学んでご自分のインナーチャイルドと対話をしてください。ずっと自分の前進を阻んでいたプログラムの変換を行うことができるようになります。本来の自分が思い描く道へと修正されていきます。

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安藤絹子

この記事を書いた人:安藤 絹子

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